富田俊明

プロジェクト

On the North Shore
氷点下で青く発色したポラロイド写真、ドローイング、碗。 「One Day One Show」、ギャラリー360°、東京、1996年


氷点下で青く現像されたポラロイド写真と、持ち帰った雪によるインスタレーション。
作者の創造体験の世界と、実際の展示空間とには様々な差があり、例えば温度という体感覚ひとつとってもこのように異なる。このポラロイド写真は、この展示空間で撮影されたなら通常通り現像されるはずだった。もし、このように2つの世界に差があるなら、展示空間で観客にとって可能な体験とはなんだろうか。また観客はこの温度差を、何によって埋めることができるのだろうか。

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